今回は5月22日にメキシコのテオティワカンに行った時の記事になります!
まだまだ慣れないメキシコですが、今回は世界遺産のピラミッドがある古代都市テオティワカンに向かいます!メキシコシティを歩いているとテオティワカン行のツアーがいくつもありますが、基本的に個人でバスを使えば行けるようなので、節約のためにも自力でテオティワカンまで向かいます( ̄▽ ̄)
テオティワカン行のバスはメトロの「Autobuses del norte」という駅の目の前にあるバスターミナルから出ています。という訳で早速、先日同様メトロを使って出発!
こちらが「Autobuses del norte」の駅です。曜日によっては人がかなり混むのか、だだっ広い構内。
ちなみにGoogleマップで見るとこの位置にあります。
そして、これがバスターミナル。デカイです( ̄▽ ̄)駅から出て目の前にこの建物が見えるので、迷ったりすることはないと思います。
駅の構内も広くてキレイ!街中の汚さとは全く違う(^^;
そして肝心のテオティワカン行のバスですが、ターミナルに入って左奥から2番目のバス会社
こちらの「AUTOBUSES TEOTIHUACAN」(会社名がこれなのか分からないけど)から出ています。料金は往復で100ペソ(約630円)でした。
チケットを購入したら手荷物検査を受けて、乗り場へと向かいます。意外とセキュリティがしっかりしていてびっくり。
バスにも行き先が書かれていますが、念のためドライバーにも確認すると良いでしょう。
バスの中は意外と広くて快適。シートはちょっとスカスカ感がありましたが(笑)
乗車したら何やらおじさんがお菓子を配ってくれた。おー!お菓子まで付いているのか!と思いきや有料でした(=_=)。いわゆる車内販売っていうやつですね。何も言わず手渡してくるから思わず手に取ってしまいます。おじさんは一番後ろのシートまで配ったら戻りがてらお金を徴収しに来るので、その際にいらないと返品しましょう。
バスターミナルからテオティワカンまでは約1時間程度。せっかくのバスなので車窓を楽しみたいところですが、この時に私が乗ったのは右側。車内から見ていた感じではバスは左側の席の方が楽しめそう!出発してから20分ぐらいでグアナファトみたいな(規模は小さいけど)カラフルな家が立ち並ぶ街並みが見えたのですが、それを撮れなくて残念でした( ;∀;)
バスはテオティワカンの手前の駐車場みたいなところで停車します。運転手が「ピラミデー」と言ってくれるのと観光客がたくさん下車するので、熟睡していなければ乗り過ごす心配はないかと思います。
バスを降りて少し歩くと入場チケットを販売している入口があります。テオティワカンの入場料は70ペソ(約440円)。奥に見えるのはお土産屋さん。
お土産屋の前の木にカラフルなトカゲ!(の人形)これは売り物ではないっぽいけど、なかなかカワイイ。
まっすぐ道を進むといよいよピラミッドが見える広場に出ます。
広っ!!!!だだっ広い荒野にピラミッドが点在している感じでした。とは言えピラミッドを建設した当時はここはジャングルの中だった(はず?)。
まずは来た道から真っすぐの場所に見える「ケツァルコアトルの神殿」を目指します!ちなみにケツァルコアトルとはアステカ文明時代の神様のことで、文化や農耕を司っていたらしい。(Wikipediaより)ファイナルファンタジーシリーズのモンスターや召喚獣としてもお馴染みですね。(ゲームやる人しか分からない情報w)
ケツァルコアトルの神殿は手前にある壁?のような階段を上った先にあります。
テオティワカンの全ての建造物に言えるのですが、階段の一段一段が大きい!傾斜も結構きついので登るのに体力を使います(;´∀`)そしてはるか向こうに見えるのが「太陽のピラミッド」と「月のピラミッド」ですね。なかなかの距離だ・・・。
そして壁のような階段を上り切った先に現れるのがケツァルコアトルの神殿。おーー!人生初ピラミッド(≧▽≦)上部の崩れ具合がなかなかカッコいい。
そして思ったのが、なかなかカラフルな色で出来ているということ。
テオティワカンの建設は紀元前後らしいのだけど、この壁はどうやって作ったんだろう??セメント技術は当然ないだろうから、このように壁の中に石を埋めるには一体どうしたのか、不思議ですねー。
そしてこのケツァルコアトルの神殿のもう一つの特徴は名前の通りケツァルコアトルの彫刻がたくさん掘られているところ。
建設当時はこの彫刻にも色があったのだろうか?そして後から気付いたのですが、こういった彫刻がたくさんあるのは、ここケツァルコアトルの神殿だけなんですねー。(全くない訳ではないけど)バスでテオティワカンに来ると、大抵の人がここに最初に来ることになると思いますので、ケツァルコアトルの彫刻をしっかり堪能して行きましょう( ̄▽ ̄)
そして次に目指すはテオティワカン最大のピラミッドである太陽のピラミッド!
「太陽のピラミッド」と「月のピラミッド」に続く道は「死者の道」。全長3316mもあり、その両脇に見える建造物が墓に見えたことから死者の道と呼ばれるようになったらしい。
死者の道の途中にある沢山の祭壇。一つ一つに登っていると体力の消耗が激しいです(;´∀`)
この辺りの祭壇もケツァルコアトルの神殿と同じような模様で作られています。
太陽のピラミッドに近付くにつれ、その高さに実感が湧いてきます。手前の祭壇が小さく見える。
そしてそれに登る人、人、そして人(◎_◎;)。
やっと太陽のピラミッドまで到着!日光を遮るものがないので、体力の消耗も激しいです(;’∀’)水分補給はこまめに行いましょう!
デカイ!!太陽のピラミッドは高さ約65mもあり、世界で3番目の大きさらしい。そして大きさと共に世界三大ピラミッドの一つ。みんな登りたくもなりますよねー。
という訳で、私ももちろん頂上を目指します!!
途絶えることのない行列。そして急な階段。
下から見上げるとこんな感じ。階段以外の所からは登るのは不可能。そして気になるのは所々から出ている石の突起。これは何のために作ったのだろうか?
始めの方はそこそこ低い階段なので、登りやすい。
途中2回ぐらい踊場(というのか分からないけど)で休憩できます。
見下ろすとその高さが実感できますね。そして頂上に続く階段は徐々に狭く、急になっていきます(;´▽`A“
もう一登り!というとろで大渋滞。
やっと頂上に到着ー!!!
ピラミッドの中央部分。みんなピラミッドからのパワーを受け取ろうと儀式中。
天に手をかざして太陽のエネルギーを授かろうとする人たち・・・
否!!
悟空の元気玉にエネルギーを送っている人たちですね( ̄▽ ̄)
太陽のピラミッドから眺める月のピラミッド。まだ結構距離があります。
降りる時も当然渋滞。一人が転んだらドミノ倒しで大変なことになりそう・・・。
再び死者の道を通って月のピラミッドを目指します。途中に野良犬が・・・。海外では犬は狂犬病を持っている可能性もあるので、距離をとって歩きます(;´∀`)狂犬病は発症したらほぼ100%死ぬらしい。怖すぎですね。
死者の道の途中にはピューマの絵があります。見落とさないように歩きましょう(◎_◎;)
そしてこちらが月のピラミッド!手前の広場は月の広場と呼ばれていて、いくつかの祭壇のような建造物が並んでいます。何だかドラクエ3のゾーマ城を思い出します(笑)
月のピラミッドも途中までですが、登ることができます。
しかし、階段の1段1段が大きい!子供サイズで見るといかに大きいか分かるかと(‘Д’)
月のピラミッドの上から撮影。左奥に見えるのが先ほど登った太陽のピラミッドですね。
そして、月のピラミッドの少し手前(太陽のピラミッド側)にあるのが「ケツァルパパロトルの宮殿」。ケツァルコアトルとケツァルパパロトル・・・ややこしい名前だけどパパロトルの方はどうやら神話上の蝶らしい?
入口の階段脇に施されている彫刻はジャガー?蝶ではないよね(;´∀`)
神殿の内部といってもここは屋根がない入口部分(?)
宮殿の内側はかなり修復されているのか、壁面の色も鮮やか。
この柱に掘られているのがケツァルパパロトルらしい。黒く見える目の部分には黒曜石が埋め込まれています。おしゃれですねー。ここも建設当時は彫刻そのものにも色が塗られていたのでしょうか。
そしてケツァルパパロトルの宮殿の隣にある大きな遺跡はジャガーの宮殿。
神様としてデフォルメされてるのもあって、かっこかわいいというか、良い味だしてます( ̄▽ ̄)
祭壇に描かれているのはオウムの絵。ここは地下の為なのか色がかなり残っていました。(修復したのか?)
地上に続いていた階段?奥にはジャガーらしき彫刻も見えます。
瓦礫で中が塞がれている入口。ここも中を掘り起こすと何か出てくるのかな?
このジャガーの宮殿を出ると近くには土産屋が並んでいて、駐車場があります。この日は1日炎天下の下歩きまくったので、最後の方は疲労困憊。ジャガーの宮殿を出てから土産屋でアイスを食べ、帰りのバスに乗車したのですが、疲れてたのか写真を全然撮っていなかった(;´▽`A“
という訳で今回の記事は地下に埋もれた入口で写真が終わり(笑)
次回はメキシコシティから一気にメキシコのビーチリゾート、カンクンまで飛んで、美しいカリブの海をご紹介します(≧▽≦)
一回だけの人生悔いのないよう楽しんで、自分を見つめ直してみてください。
はい!ありがとうございます!!自分を見つめ直す旅ですね。