今回はアメリカ最大の見どころと言っても過言ではない!グランドキャニオンの撮影!!ラスベガスからヘリツアーで見たグランドキャニオンは消化不良だったので、本当に楽しみ(*’’▽’’)今日もマイクの運転で向かいます^^
今回はプレスコットバレーから北上してフラッグスタッフを通り、グランドキャニオンに西からアクセスするルート。その途中でサンセットクレーターとウパキに立ち寄ってくれるという何とも豪勢なプラン(≧▽≦)
プレスコットバレーから車で北上すると見えてくるのが、サンフランシスコピークス。アリゾナで一番高い山らしく、頂上には雪がまだ残っています。富士山よりも高い標高で、6月ぐらいまでスキーも楽しめるそうですよ♪
そしてこの近辺はかつて600もの火山があり、今回訪れるサンセットクレーターもその一つ。
近づくとこのように、溶岩が流れてできた尖った岩石地帯と
溶岩で出来た岩山にはトレッキングできる道も。
火山灰で覆われた斜面にも植物が根付いています。溶岩地帯にも植物は生息していて、こんなところに根を張って生きていくなんて、植物ってすごいなーと感心( ̄▽ ̄)
道路を火山の妖精が横切りました!(ただのゴースト。ゴーストっていうのもややこしいけどw太陽の光がレンズに入り込んだだけですw)
倒れた松の木。この火山地帯には松の木が生息していて、一定の高度より下がると松の木の生息域が終わり、ジュニパーという植物の生息域に変わります。キレイに植物の生息域が変わるのも見ていて面白いです!
サンセットクレーターからさらに北上してウパキに向かう途中、高台から平原と砂漠を見下ろせるポイントがあります。天気が良いと遠くにカラフルな砂漠地帯が見えるそうなのですが、この日は風のせいか、大気が霞んでいて綺麗に見えませんでした( ;∀;)
サンセットクレーターから40分程走るとウパキのビジターセンターに到着。
こちらがウパキの遺跡!ネイティブアメリカンが約1100年前に実際に使っていた住居跡です。
1000年以上前の建物が未だに残っているなんて、ただただ驚き。
大小さまざまな石を組み合わせて作った家は窓まであって、きっと当時は最先端の家作りだったんだろうなーと想像が膨らみます。
ここはリビングにでもなっていたのだろうか。座って外が見えるようになっています。
こちらは集会場として使われていた施設。現存している住居あとは一つだけですが、きっとこの近くにはいくつかの家があり、集落が形成されていたんですね。
形は似ていますが、近くにもう一つこういった円形の施設があり、そちらではかつで相撲(みたいな格闘技?)をする闘技場だったそうです。
ウパキの遺跡を歩いていると、このような奇妙な形の岩がゴロゴロしています。これは風雨の力で自然にできた形だそうです。いったい何年かけてこんな形になったのか( ̄▽ ̄;)
花っ!(何という花かは知らないw)
太古の人類の生活に思いを馳せながら、ウパキを後にします!
この日は天気も良く、気温が上がって蜃気楼も出ていました。走ってくるトラックがアメリカぽっい!(笑)
ウパキから車を走らせること1時間強。マイクが立ち寄ってくれたのは「Little Colorado River Gorge」という場所。
地球に大きな穴が開いたかのようなこの場所は、コロラド川の支流、リトルコロラド川が大地を削ってできた場所。こんな穴場があるなんて知らなかったー!
なんかグニャグニャの頼りない柵から見下ろすと
断崖絶壁!
そしてリトルコロラド川を見下ろせる絶景!!水はなかったけど、川の跡はくっきり残っています。
もはやここがグランドキャニオンでいいんじゃない!?って思うぐらいの雄大な景色(≧▽≦)
11mmのワイドレンズでも収まりきらないので、展望台から撮った写真でパノラマを作ってみた。
駐車場と展望台の間にはインディアンのマーケットが。この日は平日だったせいか、開いているお店はまばら(笑)
インディアンと言えばドリームキャッチャー!
そしてシルバーとターコイズのジュエリー。&斧(笑)
「Little Colorado River Gorge」を後にすると、次はいよいよグランドキャニオン!
車で走ること約30分。ここからがグランドキャニオン国定公園になるみたい。一般の乗用車で入園料が30$。結構高い( ̄▽ ̄;)ここのゲートも週末や連休には渋滞ができるらしいのですが、この日は平日だったため、超スムーズに通過!
公園内に入って初めにあるのが、この塔が特徴のデザートビューポイント(Desert View Point)
「Welcome to Grand Canyon」ありがとうございます。ついに来ちゃいました!グランドキャニオン(*’’▽’’)
こちらが展望台!ここから見える景色が
どーーんっ!!!やっぱり広角でも収まりきらないので、パノラマ撮影です!!
うーん、絶景。何億年もかけて堆積した大地を、さらに何万年もかけて削られてできた渓谷。全てが桁違いのタイムスケール、サイズ。
遠くに見える不思議な形の小さな山。(小さいと言っても実際登ったら大きいんだけどw)これがどうやってできたのも良く分かりません。
このポイントにある塔には登ることもできます。しかも無料!その内部はこんな感じ。
インディアンの壁画がたくさん描かれています。
壁はもちろん
天井にまで!
これだけでも見てて面白い(笑)。
塔の2階から外に出ることができ、展望台になっていて
地上の展望台を上から見下ろせます。
塔の後ろ側から見たグランドキャニオン。
公園内にはいくつかグランドキャニオンを見渡せるビューポイントがあります。ここはリパンポイント(Lipan Point)で先ほどのデザートビューポイント(Desert View Point)の塔が右側に小さく見えます。
レンズを望遠に変えて撮影。面白い形に岩が残っているのは形成されている成分の違いでしょうか。
ちょっと雲が出てきたなー( ̄д ̄)
遥か向こうでは雨が降っている様子。
そしてこちらが、グランドキャニオンで一番大きなビューポイントのマーサポイント(Mather Point)ここも休日は人がごったがえすらしいのですが、平日だったおかげでそれほどの混雑ではなかったです^^
メインの展望台に行く手前でもこの絶景!
そしてここがメインの展望台。
ちょっと雲が増えてきたけど、パノラマに挑戦!
下を見下ろすと崖の途中にサボテンの花が!広角で撮ったから小さい(笑)
遥か遠くにコロラド川。ちょっとしか見えないけど(笑)
望遠レンズに変えてみる。
雨雲が濃くなってきたなー。
どうやってできたのか、崖の途中に穴が。
すでに掲載した写真もありますが、グランドキャニオンの絶景をまとめました!
雄大な自然を満喫して、公園を後にしようとした時です
エルクー(*’’▽’’)噂には聞いていたのですが、今日は見れないかと諦めていたエルクが最後の最後で姿を見せてくれました!
5頭ぐらいの小さな群れで、草を食べてました!ノリコさん夫妻が以前グランドキャニオンに来た時には、先ほどのマーサポイントにいてすごい近くで見れたそうです!
自然の景色と動物(笑)を満喫して、今度こそ帰路につきます!
途中、ウィリアムズという街に立ち寄ってくれたのですが、この街はグランドキャニオンの玄関口として栄えている街らしく
蒸気機関車が現役でグランドキャニオンに出ているそうです!!機関車でグランドキャニオンにアクセスするというのも面白そう(≧▽≦)
さらにこの街はルート66も通っていて、道沿いにはルート66にかけたレストランや雑貨屋がいくつか並んでいます。
レトロな車が駐車されていたり
馬車!?車違い(笑)観光用に乗ることもできるみたいです。
道路沿いにあるお店はレトロ&ポップな面白い雰囲気の建物が多いです。グランドキャニオンを観光して時間がある人は立ち寄ってみても面白いかもしれませんね!
我々は時間が遅くなってしまうので、ウィリアムズの街は車でさっと通る程度にして、フラッグスタッフに向かいます。この日の私の宿泊先がフラッグスタッフだったので、そこまで送ってくれるという、何ともありがたいお話!ノリコさん、マイクご夫妻には、この3日間大変お世話になりました!本当にありがとうございました(≧▽≦)
フラッグスタッフに着くころには、太陽も沈み綺麗な夕暮れ空。
「Beaver Street Brewery」というブリュワリーで最後の食事!
大変美味しくいただきました!
フラッグスタッフはこの日の夜から翌日にかけて、雪の予報・・・。明日は宿に引きこもりだな(笑)ノリコさん、マイク、コーキ!本当に楽しい3日間をありがとうございました(≧▽≦)
またお会いしましょう!!