ひなたび~世界一周写真ブログ~

今日はカンクンから行ける遺跡「トゥルム遺跡」へ!トゥルム遺跡はチチェンイッツァ同様マヤ文明の遺跡でマヤ文明末期に作られた城塞都市の遺跡。カリブの海と城塞の組み合わせがなかなか良い感じらしい。

トゥルム遺跡のツアーはセノーテの中でも一番人気の高いグランセノーテとのセットが多く、私もそれに参加。(したつもりだったんだけど・・・。詳しくは後半で。)価格は700ペソ(約4153円)とチチェンイッツァよりも少し高め。まあ、グランセノーテにも行けるし、仕方ない!ということで申し込みました。

先日のツアー同様、ホステルまでピックアップしてもらい、ホテルゾーンのショッピングモールで乗り換え。今回のツアーはいきなりメインのトゥルム遺跡に到着です( ̄▽ ̄)

ツアーバスは遺跡の近くまで入れないため、トゥルムの街から10分程歩いて遺跡に向かいます。

街中にはお土産屋が多数並んでいて、カラフルな雑貨がたくさん。

トゥルム遺跡の入り口。個人で来た方はここでチケットを購入。ツアー参加の場合はガイドが購入して参加者に配ってくれます。

チケットを待っている間、道沿いにたくさんのアナグマ(?)を見かけることができます(‘ω’)

チケットを受け取ったらいよいよ遺跡の内部へ。海沿いにある遺跡ですがジャングルっぽい道を抜けていきます。

内部に入るにはこのような狭い通路を通ります!

狭い通路を通り抜けると、そこには広く開けたトゥルム遺跡が広がっていました!

大きなヤシの木の下で、遺跡全体の説明を聞きます。スペイン語と英語の両方で説明してくれるのですが、語学力のない私には良く分からず(-_-;)

説明が終わった後は自由時間で「11時に集合」ということを確認。この時の確認が後ほどのトラブルに繋がるとはこの時は想像もせず・・・。

トゥルム遺跡自体はそれほど大きくはないので、歩いて30分程度で散策できるようでした。

ここでもいたる所にイグアナが。

そして、こちらがトゥルム遺跡でも象徴的な「中央神殿(エルカスティージョ)」と呼ばれる建物。こちらサイドから見るとそれほど特徴的な建物には見えませんが

逆サイドから見た風景がこちら!そう、カリブ海のビーチを望むことができる遺跡なんですねー。この遺跡と海のコラボレーションが欧米人に人気らしく、トゥルム遺跡はチチェンイッツァを抑えてメキシコで一位の観光スポットらしい。

遺跡の下に広がるビーチでは海水浴を楽しむツアー参加者。遺跡を見に来るというよりも、ここで泳ぐのを楽しみにしている人が多いようでした。

カンクンのホテルゾーンのビーチとはまた違った岸壁の中にあるビーチなので、泳ぎたくなる気持ちも分かります( ̄▽ ̄)が、やはり私は泳げないので遺跡観光がメインにw

エメラルドグリーンのカリブ海とマヤ文明遺跡のコラボは、やはり絵になります。

エルカスティージョを下から見上げると結構な崖の上に建っているのが分かります。

フレスコ画の宮殿。というからにはフレスコ画が描かれているんだろうなーと思っていたら、修復中の為か(?)内部を見ることはできませんでした。

代わりに外壁の彫刻を!建設当時はきっと外壁にも彩色が施されていたのだろうという痕跡も。

遺跡の崩れた場所はイグアナの恰好の住処になっているよう。

幸せの黄色い鳥!!

フレスコ画の神殿の前には「チュルトゥンの家」と呼ばれる貯水槽を備えた家。

こちらは「ハラチ・ウィニクの家」と呼ばれる遺跡で支配階級の住居として使われていたらしい。

と、そんなこんなでトゥルム遺跡を歩いているとあっという間に時間は過ぎ、もうすぐ集合時間の11時だなーと思い、最初の説明を受けたヤシの木の下に向かいます。

しかし(; ・`д・´)

同じツアーに参加していた人たちが見当たらない・・・。あれ?時間間違ったかな?少し早く着いたから、まだ人が集まっていないだけかなーと思い様子を見るものの、誰も集まってくる気配がない。

これは集合場所を間違えたか?

予定だった11時になっても誰もいないので、念のため遺跡の入り口まで戻ることに。そこなら万が一間違っていても見覚えある参加者とすれ違うだろうと!

見覚えのある顔がいないかなーときょろきょろしながら、チケットブースまで戻るもそれらしき人は見えず。チケットブース近辺には色々なツアーの参加者がごった返しているので、きっとここを探せばガイドも見つけられるだろうと探したのですが・・・。

うーん、見つからない(◎_◎;)

時間はすでに集合時間を30分も過ぎている。これは時間を間違えて、すでに置いて行かれたか?と思い、グランセノーテは残念だけどツアーへの復帰は諦め、Wi-Fiも使えない中どうやってカンクンまで帰ろうか、あれこれ考えを巡らせる。

何はともあれ一度トゥルムの街中まで戻ろう。そこまで行けばバスなりタクシーなり見つかるだろう。トゥルム遺跡から街中まで考えながら歩くこと10分程。集合時間からすでに1時間も経過しているから、すでにバスはいないだろうと思いながらも、念のため到着した駐車場も見てみるかと行ってみたら・・・

バスがいたーーーーー(ノД`)・゜・。

集合時間は間違っていなかったようなので遅れること1時間。1時間ですよ?南米のバスツアーなら絶対置いていってるだろうと思ったのに、まさか待ってくれているとは(T_T)

ガイドは「おいおい、何してるんだ?時間過ぎてるよー?」って、いやいやそうゆうレベルじゃないでしょ(笑)と思いながらも走ってバスに駆けつける。他の参加者もさぞかし怒っているだろうと、本当に申し訳ない気持ちで乗車すると・・・まさかの

「Japoooooon(ハポーーーーン)」コールと拍手が(;O;)

南米の人たちってなんて明るいんだろう・・・。みんな嫌な顔一つせずに迎え入れてくれました!!!(中には腹立ててた人もいるかもしれないけど)こちらは諦めてどうやってカンクンに帰るか考えながら歩いていたというのに・・・。

暖かい歓迎を受けて、バスは昼食をとるためのレストランがある小さな村へ。食事中も周りの参加者が気にかけてくれて、色々と話しかけて来てくれました((+_+))本当に恐縮です。みんなお腹空かして待っていただろうに。

昼食後に立ち寄ったのがこちらの「コバ遺跡」。コバ遺跡というのは今回のツアーに参加するまで知らなったのですが、ジャングルの中にノホック・ムルというピラミッドがそびえ立っており、その高さは42mもあり、チチェンイッツァのピラミッドよりも高いらしい。

そしてこのコバ遺跡、中がかなり広く全て自由行動・・・。あああ、今は自由行動に対してとてもナーバス(=_=)ガイドに注意深く、集合時間と場所を再確認していざ出発!と思った所で一緒に歩こうか?と声を掛けて来てくれた救世主はメキシコ系アメリカ人のエイドリアン!彼は英語はもちろん、スペイン語も使いこなせるので、この後も何かと気にしてくれました(*´ω`)本当に感謝!グラシアス!!エイドリアン!!!

コバ遺跡内は歩くと1時間で回るのがギリギリの為、チャリタクシーがたくさん営業を掛けてきます。が、我々は当然歩きで遺跡を巡ります。

こちらはチチェンイッツァにもあった球戯場。ここもやはり負けた方が生贄になるという命を掛けたゲームだったらしく

地面にはドクロの彫刻が施された石が残されています。恐ろしやマヤ文明。

ジャングルの中を歩くこと20分。やっと辿り着いたノホック・ムルのピラミッド。

え?これ登れるの?ってぐらい急な階段。そして一段一段の幅が狭くて、とても登りづらい!

登りはまだしも、降りる時は本当に気を付けないと一気に転げ落ちちゃいます(; ・`д・´)

ノホック・ムルのピラミッドの頂上からの眺めがこちら!見渡す限りのジャングル!!森の地平線なんて初めて見た。

頂上にある社にある守り神?

何がある訳ではないけれど、中に入ることもできます。

ジャングルの絶景を堪能し、(今度こそ)時間に間に合うように集合場所に戻ります(笑)一応時間には間に合ったけど、バスに戻ったらまたハポンコールが巻き上がりました(;´▽`A“何か今回のツアーで人気者(?)になってしまったみたい(笑)

そしてコバ遺跡の次の立ち寄りがいよいよグランセノーテ!と思ったのですが・・・。

あれ?何か思ったより小さい?水は本当に綺麗なんだけど、事前に見ていたやつとはちょっと違うぞ??

そう、ここはグランセノーテではなかったのです(*_*;どうやら私が参加したツアーにグランセノーテは含まれていなかったらしい(笑)ツアー会社に「グランセノーテにも行きたい」と伝えたつもりで、そこにも行くよと言われたと思ったんだけど・・・。

まあ、もう仕方ないですね( ̄▽ ̄)今回のツアーでは色々ありすぎて、もう考えるのも疲れ果てました。もうこれはグランセノーテよりも綺麗なセノーテなんだと(しかもここが何というセノーテかも分からないというw)納得することに。

ことあるごとに気にしてくれたメキシコ人のおばちゃん。「ハポンも入りなよ!」と言ってくれたけど泳げないから遠慮しました。

そしてエイドリアン!ツアーから帰ってから、一緒に飲みに行ったりして、本当にお世話になりました(≧▽≦)

スパイダーマンっぽいポーズの神様?が聖なる水を供給しています。

名前は分からなかったけど、ここのセノーテは本当に綺麗な水でした!!

そして、ツアー最後の立ち寄りは「プラヤ・デル・カルメン」という街。

バスはこちらのショッピングモールで下車。1時間の自由時間で買い物や夕日を楽しめるのですが

肝心の夕日はすでに沈んでおりました。というのも私が1時間もツアー行程を遅らせてしまったせいで・・・。夕日を楽しみにしていた参加者には本当に本当に申し訳ない。でも誰も私を責めることなく、最後まで優しく接してくれました( ;∀;)

最後にエイドリアンとカクテルの兄弟盃(?)を酌み交わし全てのツアー行程を終了。

事あるごとにハポンコールで盛り上がった今回のツアー。カンクンに到着したのは夜の8時となってしまいました。最後にツアーガイドから何故か「お前のおかげで盛り上がったよ!」と感謝され(笑)宿に帰っていくのでした。

今回のことで、語学って本当に重要だなーと思い知らされました。せめて英語が日常会話程度でもできればどれだけ便利なことか。という訳ではないのですがw次はコロンビアの首都ボゴタにて1週間だけですがスペイン語の短期語学学校に通います!少しでもスペイン語でコミュニケーションが取れるようになるため、頑張りたいと思います!!

 

 

2件のフィードバック

  1. ハプニングも笑いに変えてくれる仲間に会えてよかったですね❣
    読んでて涙が出そうになりましたw
    きちんと集合時間守ってるつもりなのにみんな居なかったり、一時間も遅れたのに待っててくれたり、エイドリアンやメキシコおばちゃんもいい人達ばかり❣
    嬉しいね❣

    1. はい( ̄▽ ̄)本当にメキシコの人たちは明るくて助かりました!
      素晴らしい出会いに感謝ですね✨

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