米麹は、お米と麹菌、そして人の手によって育てられます。
阿部こうじ屋では、米の状態や季節の変化を見極めながら、一つひとつの工程を丁寧に行っています。
米麹の出来を左右するのは、最初の「米選び」です。阿部こうじ屋では、秋田の風土で育った米を使用しています。
米の粒の張り、硬さ、水分量を見ながら、その日の仕込みに合った状態を見極めます。
麹菌がしっかりと根を張れるよう、米の芯までふっくらと蒸し上げます。
蒸し具合は、香り、指触り、湯気の立ち方で判断します。
蒸し上がった米を適温まで冷まし、麹菌(種麹)を均一にまぶします。
量や混ぜ方は、長年の経験によって培われた感覚が頼りです。
麹室で温度と湿度を管理しながら、約二日間かけて麹を育てます。
途中で何度も手入れを行い、麹の状態を確かめながら仕上げていきます。